中国の宗教と伝統行事 

私の中国の家から歩いて行ける距離に鶏鳴寺(けいめいじ) があります。鶏鳴寺というのは、1000年以上ある歴史で有名である仏教の寺のことです。子供の時から、鶏鳴寺に行きました。祖父母が仏教を信じているので、私も仏教に親しみがあります。日本と同じで、中国も多神教の国だし、中国には、苦しい時の神頼みという現象があるような気がします。

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私は それぞれの地方の人がどんな宗教を信じているかに興味があるので、今日はこのグラフを使って、中国人の宗教の割合について調べたことを発表したいと思います。このグラフは、2002年に行った、中国の民俗地理についての調査結果を表したものです。まず、一番多い色は赤色です。この部分は漢民族の民間信仰を融合した宗教を信じている人が住んでいるということです。この宗教は儒教と道教と大乗仏教となっています。このように様々な宗教が混ぜあっているのが、中国をはじめとする東アジアの国の特徴と考えられています。次に、黄色が西藏の仏教徒を表し、緑色は回教徒です。この結果から、中国は大きく、人口も多いので、地方によって、違う宗教を信じているということがわかりました。

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また、中国伝統行事と習慣はもっと複雑だと思います。だから、このグラフを使って、「春節」という中国最大の行事について調べたことを発表したいと思います。春節は中国の旧暦の新年を祝うためにあります。そして、魔除(まよ)けのお守り(おまもり)を持つために、よくお互いの家族に「紅包」と呼ばれてる中国のお年玉をおくります。このグラフは紅包のお金の使い方についての調査結果を表したものです。

まず、両親に健康と長寿などをお祝いするためにお金を使う人の数が65%で、次に赤い対聯(たいれん)を貼ったり、提灯(ちょうちん)を飾ったり、花火や爆竹を買う人たちが61%で、友達と親族に贈り物に使う人たちはは38%となっています。これは、私の個人的な考えですが、18歳になる前に、貯金箱にお年玉をためていることがあります。18歳になった後で、家族に子どもがいる場合は、贈り物を購入するために、お年玉を使用します。

中国には、宗教的な行事に参加する人は多くいますが、一つの宗教だけを信じている人の割合は少ないかもしれません。ですが、健康のために神様や仏様などに祈るように、よく伝統行事を行っていると言えるのではないかと思います。 

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